「水土里ネット」は土地改良区の愛称です
土地改良区が地域に、そして広く国民に身近で親しみやすい組織として認知してもらうことを目的に、平成14年10月1日全国にある約7,000の土地改良区が愛称を「水土里ネット」とすることに決定した。
みどり
『水土里ネット』の意味
- 「水」
- ・・・農業用水、地域用水など。
- 「土」
- ・・・土地、農地、土壌など。
- 「里」
- ・・・農村空間。農家や地域住民が一体となった生活空間など。
- 「水土里」
- ・・・豊かな自然環境、美しい景観を意味し、おいしい水、きれいな空気など清廉(せいれん)なイメージを表現しています。
- 「水土里ネット」
- ・・・以下のような意味合いを包含(ほうがん)しており、将来 に向けた土地改良区の役割と姿を表現しています。
地球10周分の水路ネットワーク
土地改良区は、全国の40万kmに及ぶ膨大な水路網を維持しています。その水路のネットワークによって農村の健全な水循環を形成し、農地を潤すことにより、安全で安心な「食」と「農」の基盤づくりを担うとともに、これが国民共有の財産である美しい農村の基盤ともなっているとの役割を地域及び国民にアピール。
農家、地域住民等のネットワーク
人、物、情報のつながりにより、農家のみならず、地域住民や都市住民と連携(ネットワーク)して、「水」、「土」、「里」を創造し、都市と農村の共生対流を促進。
資源循環のネットワーク
農村で発生する有機性資源(集落排水汚泥等)の農地への還元など、廃棄物のリサイクルによる資源循環を通じ、循環型社会の構築に取り組む。