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水土里ネットちっぷべつとは

地域の現況

 秩父別土地改良区は、石狩平野の北部に位置し、秩父別町、妹背牛町、深川市及び沼田町の計3,939.9 haに及ぶ水田のかんがいを行っている。

 地域内は、北西に雨竜川、南に大鳳川、内部に秩父別川があり、水利条件にも恵まれ、空知管内でも水田耕地の最適地帯である。

 地勢は、標高が最高92m、最低36.2m、大部分は標高45m内外の概ね平坦で地味肥沃、気象温暖である。

 地質は、大部分が腐食に富んだ埴土、植壌土、砂壌土からなり、一部に泥炭地帯はあるが、土壌改良が施工されている。

 水利状況は、主水源を1級河川石狩川水系雨竜川として、秩父別町の滝の上頭首工で3,911.6ha、その他に東山貯水池で28.3haをかんがいしている。

 なお、源流取水量のみでは十分でなく、妹背牛町の八丁目頭首工及び国営かんがい排水事業雨竜川中央地区で造成した秩父別補給幹線で補っている。

 交通機関は、JR留萌本線が走り、国道233号線、また高規格道路深川留萌自動車道秩父別インターチェンジを経由して道央自動車道につながり、さらに町道が縦横に発達しているので、交通、運輸共に便利である。

 以上、先人の不撓不屈の開拓精神によって開かれた地であり、地味肥沃、気候温暖な水稲栽培最適地で、昭和48年度より実施されている国営雨竜川中央地区かんがい排水事業の近代化用水に合わせて、第三次土地改良事業として国営附帯秩父別地区道営かんがい排水事業、さらに関連事業として道営経営体育成基盤整備事業も実施中であり、本道の良質米の主産地となっている。

(平成19年3月31日現在)

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